ゴミ袋を替えたばかりなのに、ゴミ箱のフタを開けるとまだ臭う。
そんなときは、ゴミ箱の底やすき間に残った汚れが臭いの元になっていることが多いです。
オキシクリーンを使ったゴミ箱の臭い取りのやり方を、お湯と粉の分量、漬ける時間、漬けられない部分の洗い方、臭いを戻さない工夫まで順番に紹介します。
ゴミ箱の臭い取りにオキシクリーンが向いているのはなぜ?
ゴミ箱の臭いは、底にたまった生ゴミの汁や汚れで増えた雑菌が元なので、除菌と消臭ができる酸素系漂白剤のオキシクリーンで漬けおきすると臭いが取れやすくなります。
ゴミ袋から漏れた汁は、ゴミ箱の底や角に少しずつたまっていきます。
水で流しただけでは、角や細かい溝に入った汚れまでは落ちません。
オキシクリーンはお湯に溶かすと酸素の泡が出て、こすらなくても汚れを浮かせてくれます。
ブラシが届きにくいゴミ箱の角も、液に漬けておくだけで汚れが落ちるのが、オキシ漬けをおすすめしたい理由です。
ハイターとの違いは漬ける時間とツンとした臭い
塩素系のハイターでもゴミ箱は洗えますが、ツンとした臭いがあり、服に飛ぶと色が抜けてしまいます。
オキシクリーンは塩素系のような強い臭いがなく、色柄物にも使える酸素系漂白剤です。
そのかわり、ハイターより漬けおきの時間が長くかかります。
短い時間で終わらせたい人はハイター、臭いや服への色移りが気になる人はオキシクリーンがおすすめです。
オキシ漬けできるゴミ箱と漬けられないゴミ箱
オキシ漬けできるのはプラスチック製のゴミ箱で、ステンレスやスチールなど金属のゴミ箱や金属の部品は漬けおきしないでください。
オキシクリーンの公式サイトでは、金属全般と金属製の付属品は使えないものとして挙げられています。
金属を漬けおきすると変色することがあり、液が付いたときはすぐに水で洗い流すよう書かれています。
ペダル式のゴミ箱は、本体がプラスチックでもペダルや留め具に金属が使われていることが多いです。
| ゴミ箱の素材 | オキシ漬け | 臭い取りの方法 |
|---|---|---|
| プラスチック(ポリプロピレンなど) | できる | 本体ごと漬けおき |
| プラスチック本体と金属のペダルや留め具 | 金属部分を液に入れなければできる | 内側の容器だけ漬けおき |
| ステンレスやスチール | しない | 中性洗剤で洗って水拭き |
| 木や籐(ラタン) | しない | 固く絞った布で拭く |
プラスチックのゴミ箱は耐熱温度を確かめる
オキシクリーンは40℃から60℃のお湯で溶かすのが基本です。
プラスチックのゴミ箱は、本体の底や品質表示のシールに耐熱温度が書かれています。
耐熱温度が60℃より低いゴミ箱や、表示が見つからないゴミ箱は、40℃くらいのぬるめのお湯で漬けると安心です。
ゴミ箱の臭い取りに使うオキシクリーンはお湯4Lにスプーン1杯
ゴミ箱をオキシ漬けするときは、40℃から60℃のお湯4Lに対して、オキシクリーンを付属のスプーン1杯入れるのが目安です。
この分量は、オキシクリーンの公式サイトに書かれているオキシ漬けの基本の分量です。
付属のスプーンはすりきり1杯で約28gです。
ゴミ箱に入れるお湯の量に合わせて、オキシクリーンの量を増やしてください。
| ゴミ箱に入れるお湯 | オキシクリーンの量 | ゴミ箱の大きさの例 |
|---|---|---|
| 4L | スプーン1杯 | 洗面所や寝室の小さいゴミ箱 |
| 8L | スプーン2杯 | 10Lほどのゴミ箱 |
| 20L | スプーン5杯 | 30Lのキッチン用ゴミ箱 |
大きいゴミ箱はお湯を満タンにしなくていい
45Lのような大きいゴミ箱を満タンにすると、お湯もオキシクリーンもたくさん要ります。
臭いが強いのは、汁がたまる底から10cmくらいまでのことが多いです。
大きいゴミ箱は、まず底から3分の1くらいまでお湯を入れて漬け、途中でゴミ箱を逆さにして上側を漬ける形にすると、少ないお湯で済みます。
逆さにできないゴミ箱は、浴槽にお湯をためてゴミ箱を横にして沈める方法もあります。
お風呂場でゴミ箱をオキシ漬けするやり方
ゴミ箱のオキシ漬けは、お湯が出て排水口にそのまま流せるお風呂場でやるのがおすすめです。
キッチンのシンクには大きいゴミ箱が入らず、液をこぼすと床が濡れてしまいます。
お風呂場ならシャワーでお湯をため、終わった液もすぐに流せます。
- ゴム手袋をつけ、ゴミ箱の中のゴミ袋や汚れを取り出します。
- ゴミ箱の内側をシャワーで軽く流し、底に残った汁を落とします。
- 40℃から60℃のお湯を入れ、量に合わせたオキシクリーンを入れてよく溶かします。
- フタの内側や取り外せるプラスチックの部品も、液に沈めます。
- 20分ほど置きます。臭いが強いときは1時間ほど置きます。
- 液を流し、スポンジで内側を軽くこすってから、シャワーでよくすすぎます。
- 逆さにして日の当たる場所か風通しのよい場所で、しっかり乾かします。
公式サイトでは、漬けおきは20分程度が目安で、長くても6時間までとされています。
長く置くほどよいわけではないので、朝に漬けて昼までに流すくらいで十分です。
溶かした液は取っておかずにその日のうちに流す
オキシクリーンを溶かした液は、時間がたつと酸素の泡が出にくくなります。
ふたをした容器に入れて取っておくと、出てきた気体で容器がふくらむことがあります。
ゴミ箱を洗い終わった液は、ほかの物を続けて漬けるとしても、その日のうちに流しましょう。
フタやペダルなどオキシ漬けできない部分の臭い取り
漬けられないフタの金具やペダル、ゴム製の部分は、オキシクリーンを溶かした液を含ませた布で拭き、最後に水拭きして液を残さないようにします。
ゴミ箱の臭いは、本体の内側よりも、フタの裏やゴムのパッキンに付いた汚れから出ていることがあります。
フタの裏は、ゴミを捨てるときに汁が飛んで付きやすい場所です。
オキシクリーンには、溶かした液を布に含ませて拭く使い方もあります。
- 洗面器に40℃くらいのお湯を入れ、オキシクリーンを少し溶かします。
- 布を液に浸して固く絞り、フタの裏やすき間を拭きます。
- 金属の部分は、拭いたあとすぐに水で濡らした布で拭き取ります。
- 乾いた布でから拭きして、水気を残さないようにします。
細かい溝は、使い古した歯ブラシに液を付けてこするとよく落ちます。
金属のゴミ箱の本体は、オキシクリーンではなく台所用の中性洗剤で洗い、水拭きしておくと変色の心配がありません。
ゴミ箱の臭いを戻さないための毎日の工夫
オキシ漬けで臭いを取ったあとは、ゴミ箱の底に汁をためない工夫と、重曹などの消臭を組み合わせると臭いが戻りにくくなります。
せっかくゴミ箱をきれいにしても、汁が漏れれば数日で臭いは戻ります。
毎日のちょっとした工夫で、次にオキシ漬けするまでの間隔をのばせます。
- 生ゴミは水気を切ってから捨てる
- ゴミ袋の下に新聞紙かキッチンペーパーを1枚敷いて、漏れた汁を吸わせる
- だしパックに重曹を大さじ2入れて、ゴミ箱の底に置く
- ゴミ袋を替えるときに、ゴミ箱の内側をさっと拭く
重曹を入れただしパックは、2週間から3週間に1回取り替えると消臭が続きます。
重曹の粉は細かくてパックからこぼれることがあるので、下にキッチンペーパーを敷いておくと底が汚れません。
ゴミ箱のオキシ漬けは月1回が目安
キッチンの生ゴミ用のゴミ箱は、1か月に1回ほどオキシ漬けしておくと臭いがたまりにくいです。
夏場や、おむつを捨てるゴミ箱のように臭いが強いものは、2週間に1回くらいに増やすと安心です。
大掃除のときだけでなく、ゴミの日の前日など決まった日に洗うと忘れにくくなります。
ゴミ箱の臭い取りは月1回のオキシ漬けから始めよう
ゴミ箱の臭いが気になったら、お風呂場で40℃から60℃のお湯4Lにオキシクリーンをスプーン1杯溶かし、20分ほど漬けるところから始めましょう。
漬ける前に、ゴミ箱が金属でないことと、プラスチックの耐熱温度だけは確かめてください。
フタや金具は拭き取りで、毎日のゴミは水気を切って底に紙を敷く。
これだけで、フタを開けたときのいやな臭いはかなり減らせます。
次のゴミの日の前に、ゴム手袋とオキシクリーンを用意して、まず1回ゴミ箱を漬けてみてください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
X(旧Twitter)




