粗大ゴミのカラーボックスとは 解体すれば燃えるゴミで出せる

color-box 収納用品
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引っ越しや部屋の片付けで、使わなくなったカラーボックスが1つ残った。燃えるゴミの日に出していいのか、粗大ゴミの申し込みが要るのか、迷いますよね。カラーボックスが粗大ゴミになるかどうかは、住んでいる自治体のサイズ基準で決まります。ここでは粗大ゴミとして出す流れと、解体して燃えるゴミにする方法、どちらを選ぶかの分け方を紹介します。

カラーボックスとは木くずを固めた板でできた箱型の収納

3段のカラーボックス
カラーボックスとは、板を箱の形に組み立てて使う、棚板つきの収納家具です。

板の中身は木くずを接着剤で固めたパーティクルボードで、表面に色や木目の紙が貼ってあります。

よく見かける3段タイプは、高さ約88cm、幅約41.5cm、奥行き約29cmの大きさです。2段タイプなら高さは60cm前後になります。

組み立て式なので、買ったときと同じようにネジを外せば板に戻せます。この「ばらせる」という点が、捨て方を考えるときに関わってきます。

背板には、天板や棚板よりも薄い繊維板が使われていることが多いです。手で押すとしなるくらいの厚さなので、解体するときは割って小さくできます。

カラーボックスが粗大ゴミになるかは自治体のサイズ基準で決まる

組み立てたままのカラーボックスは、ほとんどの自治体で粗大ゴミとして扱われます。

粗大ゴミの基準は自治体ごとに違います。たとえば東京都練馬区では、おおむね30cm角以上のものが粗大ゴミです。

ほかにも、一辺が50cmを超えたら粗大ゴミという自治体や、大きさに関係なくカラーボックスは粗大ゴミという自治体があります。

自治体のルールの型 組み立てたまま 解体した板
30cm以内なら家庭ゴミ 粗大ゴミ 30cm以内に切れば燃えるゴミ
50cm以内なら家庭ゴミ 粗大ゴミ 50cm以内に切れば燃えるゴミ
品目で一律に粗大ゴミ 粗大ゴミ 解体しても粗大ゴミ

3つ目の型の自治体では、解体する手間をかけても燃えるゴミにはできません。作業を始める前に、自分の自治体がどの型かを確かめておきましょう。

確かめ方は、自治体のホームページにある「ごみ分別辞典」や「ごみの出し方一覧」で「カラーボックス」と調べるのが早いです。品目名で出てこないときは「収納棚」「本棚」で探すと見つかります。

粗大ゴミの基準と手数料は自治体ごとに違います。お住まいの自治体の案内で、最新のルールを確かめてください。

カラーボックスを粗大ゴミで出す流れは申し込みから5つ

粗大ゴミで出す3段カラーボックス
粗大ゴミで出すときは、先に申し込みをして、処理券を買ってから出します。ゴミ集積所にそのまま置いても回収されません。

申し込みから回収までは1週間から1か月かかることがあるので、出したい日から逆算して早めに申し込むのがおすすめです。

  1. 自治体の粗大ゴミ受付センターに、電話かインターネットで申し込む
  2. 品目名と大きさを伝え、手数料と回収日を聞く
  3. コンビニやスーパーで粗大ゴミ処理券を買う
  4. 処理券に回収日と名前を書いて、カラーボックスの見えるところに貼る
  5. 回収日の朝、決められた時間までに指定の場所に出す

大きさを聞かれたら、一番長い辺と、次に長い辺をメジャーで測っておくと話が早いです。3段タイプなら高さと幅の2つを伝えればOKです。

手数料は1個数百円の自治体が多いです。処理券は金額ごとに種類が分かれていることがあるので、言われた金額の組み合わせで買います。

自治体によっては、ゴミ処理施設に自分で持ち込むと手数料が安くなります。車があって何個かまとめて出すなら、持ち込みが使えるかも調べてみてください。

カラーボックスを粗大ゴミにせず解体して燃えるゴミにする方法

解体しやすい2段のカラーボックス
自治体の基準が「30cm以内なら家庭ゴミ」のような型なら、解体して燃えるゴミで出せます。

板を外して基準の長さ以内に切り、ネジや金具を分けて出すのが基本の流れです。

作業は部屋の床を傷つけないように、古い毛布や段ボールを敷いた上でやりましょう。板の切り口はささくれやすいので、軍手をはめておくと安全です。

天板と棚板と側板はネジを外して粗大ゴミにならない長さに切る

まず、プラスドライバーで側板と天板、底板、棚板をつないでいるネジを外します。

3段タイプなら、ネジはだいたい8〜12本です。電動ドライバーがあれば5分ほどで外れます。

外した板が基準より長いときは、のこぎりで切って長さをそろえます。棚板は幅が約40cmなので、30cmが基準の自治体なら1枚につき1回切れば収まります。

カラーボックスの背板は真ん中を踏んで割る

背板は薄いので、のこぎりを使わなくても割れます。

背板を床に置き、端を何かに乗せて浮かせた状態で、真ん中を足で踏みます。割れたら、残った大きい部分を同じように割っていきます。

割れた面はとがりやすいので、ゴミ袋を破らないように新聞紙で包んでから入れると安心です。

ネジと金具は燃えないゴミに分ける

外したネジや、棚板を支えていたダボ、金具は金属なので、燃えるゴミには入れません。

ネジや金具は小さな袋にまとめて、燃えないゴミや金属ゴミの日に出しましょう。

プラスチック製のダボは、自治体によってプラスチックゴミか燃えるゴミかが分かれます。分別辞典で「ダボ」が見つからないときは、プラスチック製品の欄を見てください。

3段のカラーボックスは粗大ゴミのほうがラク

解体すれば手数料はかかりませんが、カラーボックスの大きさによって手間がかなり変わります。

2段までなら解体、3段以上なら粗大ゴミで出すのが、手間と費用の釣り合いがとれた分け方です。

3段タイプの側板は長さ約88cmです。30cmが基準の自治体では、側板2枚をそれぞれ2回ずつ切ることになります。

棚板や天板、底板の4枚も1回ずつ切るので、のこぎりで切る回数は合わせて8回ほど。背板を割る作業も入れると、慣れていない人なら1時間ほどかかります。

カラーボックス 30cm基準で切る回数の目安 向いている出し方
1段(高さ約40cm) 4回前後 解体して燃えるゴミ
2段(高さ約60cm) 5回前後 解体して燃えるゴミ
3段(高さ約88cm) 8回以上 粗大ゴミ

集合住宅でのこぎりを使う場合は、音も気になります。夜や早朝の作業は避けたほうがいいです。

50cmが基準の自治体なら、3段タイプでも側板を1回切るだけで済みます。基準の長さによって、解体の手間はこれだけ変わります。

ネジ穴のまわりが割れて板がぼろぼろになっているカラーボックスは、解体中に板が崩れることがあります。無理に解体せず、粗大ゴミで出すのが安全です。

まだ使えるカラーボックスは粗大ゴミにせず譲るのもおすすめ

傷や汚れが少ないカラーボックスなら、捨てる前に譲る方法もあります。

地域の掲示板アプリで「無料でお譲りします」と出すと、取りに来てくれる人が見つかることが多いです。

カラーボックスは新品でも手ごろに買える家具なので、売ってもあまり値段は付きません。お金にするより、粗大ゴミの手数料と手間を省く方法として考えるのが現実的です。

フリマアプリで売る場合は、送料が商品の値段を上回りやすい点に気をつけてください。組み立てたままでは大きすぎるので、板に戻して梱包する手間もかかります。

リサイクルショップは、店によってカラーボックスの引き取りをしていないところもあります。持ち込む前に電話で聞いておきましょう。

カラーボックスを粗大ゴミで出すかは分別辞典で調べてから決める

カラーボックスの捨て方は、最初に自治体のルールを調べるところから始まります。

分別辞典で「カラーボックス」を調べて、粗大ゴミの扱いと家庭ゴミのサイズ基準の2つを確かめれば、出し方が決まります。

  • 品目で一律に粗大ゴミなら、受付センターに申し込む
  • サイズ基準があって2段以下なら、解体して燃えるゴミとネジに分ける
  • 3段以上なら、手間を考えて粗大ゴミで出す
  • まだ使えるなら、地域の掲示板アプリで譲る

引っ越しの日が決まっているなら、粗大ゴミの予約が埋まる前に、早めに分別辞典を開いてみてください。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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