圧縮袋を掃除機なしで使う 無印の衣類用圧縮袋の空気の抜き方

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コードレス掃除機しかなくて、圧縮袋のバルブに口が合わない。旅行先のホテルには掃除機がない。

無印良品の衣類用圧縮袋は、掃除機なしで手で丸めて空気を抜くタイプなので、どちらの場面でも使えます。

ここでは、無印の圧縮袋の空気の抜き方、サイズごとに入る量、空気が戻ってしまうときの直し方、入れないほうがいい衣類までを順番に紹介します。

■無印の圧縮袋は掃除機なしで丸めて空気を抜く

無印良品 衣類用圧縮袋 M

無印良品の衣類用圧縮袋は、衣類を入れてチャックを閉め、袋ごと丸めて中の空気を押し出す圧縮袋です。

袋の端に空気の出口(脱気口)があり、衣類を入れた袋を丸めていくと、中の空気はそこから外へ出ていきます。

チャックはスライダーで閉める形で、指でつまんで押し合わせるタイプより閉め残しが出にくくなっています。

片面がグレーで中の衣類が見えにくいのも、ほかの透明な圧縮袋と違うところです。下着や部屋着を入れても外から見えないので、スーツケースを人前で開けるときも気になりません。

掃除機なしの圧縮袋は、掃除機で吸うタイプほど薄くはなりません。そのかわり、掃除機のノズルが合うかどうかを気にしなくてよく、旅行先でも何度でも空気を抜き直せます。

■掃除機なしで無印の圧縮袋の空気を抜く手順

空気をしっかり抜くには、脱気口の反対側から、体重をかけながらきつく丸めていくのがいちばん効きます。

  1. 衣類を袋の幅に合わせてたたみ、平らに重ねる
  2. 脱気口の近くを空けて、袋の奥から衣類を入れる
  3. スライダーを端から端まで動かして、チャックを閉める
  4. 脱気口の反対側の端を、手前に向けて折り返す
  5. 膝を袋の上にのせ、体重をかけながら脱気口のほうへ丸めていく
  6. 最後まで丸めたら、そのまま10秒ほど押さえてから手を放す

手順1で衣類の厚さをそろえておくと、丸めるときに段差ができず、空気が残りにくくなります。分厚いセーターと薄いTシャツを混ぜるなら、セーターを下にして重ねましょう。

手順2で脱気口の近くを空けるのは、最後に丸めたときの空気の出口をふさがないためです。袋いっぱいに詰めると出口の手前で空気が止まるので、袋の8割くらいまでにしておくと丸めやすくなります。

手順5は、立ったまま手で丸めるより、床に置いて膝をのせたほうが力が入ります。手だけで丸めると、袋の真ん中に空気がたまったまま残りやすいです。

丸めて開いたときに袋がふくらむなら、もう一度反対側から丸め直してください。2回丸めると、1回目で残った空気もほとんど抜けます。

■無印の圧縮袋はSとMとLで入る衣類の量が違う

サイズは3つあり、Mサイズ1枚でTシャツなら2枚から3枚、セーターやトレーナーなら1枚から2枚がメーカーの案内している目安です。

サイズ 外寸 向いている使い方
S 260×400mm 下着や靴下、薄手の部屋着を分けて入れる
M 390×500mm(内寸370×425mm) Tシャツ2〜3枚、セーター1〜2枚
L 450×600mm パーカーや厚手のセーターなどかさばる服

1泊か2泊の旅行なら、Mサイズ1枚に着替えをまとめて、Sサイズに下着を分けて入れる組み合わせが使いやすいです。冬服のコートやダウンジャケットのように大きい物は、Lサイズを選びましょう。

布団は、Lサイズでも入りません。掃除機なしの衣類用の圧縮袋は、服をまとめるための大きさだと考えてください。

■手で圧縮した無印の圧縮袋の空気が戻るときに見直すところ

時間がたつと袋がふくらんでくるなら、チャックの閉め残しか、脱気口に衣類がかかっていることがほとんどです。

圧縮袋のチャックを端まで閉めているか

スライダーが端まで届いていないと、そこから少しずつ空気が入ります。閉めたあとに、チャックの上を指でなぞって、浮いているところがないか確かめましょう。

チャックの溝に糸くずや髪の毛がはさまっていても、すき間ができます。使う前に溝を一度見ておくと安心です。

脱気口を衣類でふさいでいないか

脱気口の上に衣類がかぶさっていると、空気の通り道がなくなって、丸めても空気が出ていきません。メーカーも、脱気口を衣類でふさがないように注意を出しています。

衣類は脱気口から手のひら1枚分ほど離して入れると、最後まで空気が抜けます。

圧縮袋に穴があいていないか

爪や指輪が当たると、袋に小さな穴があくことがあります。丸めるときは指輪を外し、爪を立てずに手のひらで押すようにしましょう。

穴があいた袋は、空気を抜いてもまたふくらみます。旅行の行きと帰りで2回使うつもりなら、1枚予備を入れておくと困りません。

■無印の圧縮袋に入れないほうがいい衣類

手で巻いて空気を抜く衣類用圧縮袋

圧縮袋はどんな服でも入れられるわけではありません。湿った服、羽毛やダウンの服を長く入れておくこと、しわを付けたくない服は避けたほうがいいです。

  • 洗濯して乾ききっていない服は、袋の中で湿気がこもり、カビやにおいの原因になる
  • 羽毛やダウンの服は、強く押しつぶしたまま長く置くと、ふくらみが戻りにくくなる
  • スーツやアイロンをかけたシャツは、丸めた跡がしわになって残る
  • 革やファーの付いた服は、押しつぶされて形が変わることがある

ダウンジャケットを旅行の行き帰りに入れるくらいなら、着る前に袋から出して軽く振れば元に戻ります。衣替えで半年しまうなら、圧縮袋ではなく通気性のある収納袋に入れるほうが安全です。

シャツを持っていきたいときは、圧縮袋には入れず、スーツケースの一番上に平らに置くと、しわが付きにくくなります。

■掃除機なしの圧縮袋は旅行と衣替えで使い方を変える

掃除機なしで使える衣類圧縮袋

同じ無印の圧縮袋でも、旅行では荷物を減らすために使い、衣替えでは湿気を入れないように使うと考えると、入れ方が変わります。

旅行で圧縮袋を使うときは帰りの荷物を考える

行きに着替えを圧縮しておくと、スーツケースに空きができて、帰りにお土産を入れる場所が作れます。小さいスーツケースや機内持ち込みのバッグで出かけるときほど差が出ます。

帰りは、着た服を圧縮袋に入れておくと、洗っていない服とお土産を分けられます。においが移るのを防げるので、帰ってから洗濯機へそのまま入れられます。

衣替えで圧縮袋を使うときは晴れた日に入れる

衣替えでしまう服は、洗濯してしっかり乾かしてから入れます。雨の日や湿度の高い日に入れると、空気と一緒に湿気も閉じこめてしまいます。

しまったあとも、季節の変わり目に一度袋を開けて、においやカビが出ていないか見ておきましょう。開けたら晴れた日に丸め直せば、また同じように小さくなります。

圧縮した袋を何段にも積み重ねたり、重い物の下に置いたりすると、下の袋の衣類に強い折りじわが付きます。衣替えで使うときは、立てて並べるか、上に物を重ねすぎないようにしてください。

掃除機なしで使える無印の圧縮袋は、丸めるだけで空気が抜けるので、思い立ったときにすぐ荷物を減らせます。まずはMサイズに次の旅行の着替えを入れて、手順どおりに丸めてみてください。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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