衣装ケースのメリットとデメリット タンスとの違いと選び方

clothes-case 収納用品
本コンテンツは当サイトが調査した基準に基づき記事にしています。販売サイトやメーカーより手数料を頂いており記事はPRが含まれます。

服が増えてきて、タンスを買うか衣装ケースで済ませるか迷っていませんか。

衣装ケースのメリットは、軽くて動かせることと、同じものを重ねて増やせることです。

ただ、湿気と日光には弱く、置き場所を間違えると服がいたみます。

衣装ケースのメリットとデメリット、タイプとサイズの選び方、引っ越しのときの扱いまで、買う前に知っておくと困らないことをまとめて書きます。

衣装ケースのメリットは軽くて重ねて増やせること

クローゼット用の引き出し式衣装ケース

衣装ケースのいちばんのメリットは、1人で持ち上げられる軽さと、同じシリーズを重ねて収納を増やせることです。

木のタンスは一度置くと動かすのが大変ですが、プラスチックの衣装ケースなら中身を出せば片手で運べます。

ほかにも、タンスにはない衣装ケースならではのメリットがいくつかあります。

衣装ケースは服の量に合わせて1つずつ買い足せる

タンスは引き出しの数が最初から決まっています。

衣装ケースは1つずつ買えるので、服が増えたら同じ型を上に1段足すだけで済みます。

引き出しを連結できるタイプなら、積んでもずれにくくなります。

透明な衣装ケースは中身が外から見える

透明や半透明の衣装ケースは、引き出しを開けなくても何が入っているか分かります。

朝の着替えで「あのシャツどこだっけ」と全部の段を開ける手間がなくなります。

見せたくない場合は、前面が白や木目の目隠しタイプを選ぶと生活感が出にくいです。

衣装ケースはクローゼットや押し入れの中に収まる

衣装ケースは、クローゼットのハンガーの下や押し入れの中にそのまま入れられる大きさで作られています。

タンスを置く場所がない部屋でも、収納の中を2段3段に分けて使えるのが衣装ケースの便利なところです。

部屋の床をふさがないので、ワンルームの一人暮らしにも向いています。

衣装ケースは掃除と持ち運びがラク

プラスチックの衣装ケースは、汚れたら水拭きできます。

キャスター付きなら、押し入れの奥から引き出して中身を入れ替えるのも1人でできます。

衣替えのたびにケースごと上下を入れ替えるだけで、服を出し入れしなくて済むのもメリットです。

衣装ケースのデメリットは湿気と日光に弱いこと

衣装ケースのデメリットは、湿気がこもりやすいことと、日光に当たると色が変わったり割れやすくなったりすることです。

メリットだけ見て買うと、ここで困る人が多いです。

フタ付きの衣装ケースは湿気がこもりやすい

プラスチックは空気を通さないので、湿ったまま服を入れるとケースの中に湿気が残ります。

押し入れの下段や北側の部屋は特に湿気がたまりやすく、カビやにおいの原因になります。

洗濯した服はしっかり乾かしてから入れて、除湿剤を1つ入れておくと安心です。

窓際に置いた衣装ケースは劣化が早い

プラスチックの衣装ケースは、直射日光が当たると色が黄色くなったり、もろくなったりします。

透明なケースは中の服まで日に当たり、色あせの原因になります。

窓際には置かず、クローゼットや押し入れの中で使いましょう。

衣装ケースはたくさん並べると見た目がそろいにくい

違うメーカーや違う時期に買ったケースを並べると、高さや色が少しずつ違って見た目がばらばらになります。

リビングに出して使う場合は、タンスのほうが部屋になじみます。

あとで買い足すつもりなら、長く売られている定番シリーズを選ぶと同じ型をそろえやすいです。

衣装ケースを重ねすぎると、下の段に重さがかかって引き出しが開けにくくなります。重ねる段数は商品ごとの上限を守ってください。

引き出しとフタ付きはどっちの衣装ケースがいい?

フタ付きボックスタイプの衣装ケース

迷ったら、毎日着る服は引き出しタイプ、季節外の服や長くしまう服はフタ付きのボックスタイプに分けるのがおすすめです。

出し入れの回数で決めると、どちらを買うか迷わなくなります。

比べるところ 引き出しタイプ フタ付きボックス
向く服 下着や部屋着など毎日使う服 季節外の服や礼服
出し入れ 重ねたまま開けられる 上のケースをどけて開ける
ほこり すき間から少し入る 入りにくい
置き場所 クローゼットの手前 押し入れの奥や天袋

布製のボックスは軽くて、使わないときにたためるのがメリットです。

ただ、形がくずれやすく、上に物を重ねるのには向きません。

重ねて使うならプラスチック、たたんでしまっておきたいなら布製と覚えておくと選びやすいです。

衣装ケースのサイズはクローゼット用と押し入れ用で奥行きが違う

押し入れ用の奥行74cmの衣装ケース

衣装ケースを買う前に必ず測ってほしいのが奥行きです。

売られている衣装ケースは、クローゼット用は奥行55cm前後、押し入れ用は奥行74cm前後のものが多く、置く場所に合わない奥行きを選ぶと扉が閉まらなかったり奥がむだになったりします。

衣装ケースを置く場所は3か所を測る

  1. 扉を開けた状態で、内側の幅を測る
  2. 扉のレールや枠から奥の壁までの奥行きを測る
  3. ハンガーパイプの下や棚の下までの高さを測る

幅は左右に1〜2cm、高さは上に2〜3cmのすき間を残しておくと、出し入れのときに引っかかりません。

クローゼットは扉の枠が内側に出ていることがあるので、いちばん狭いところで測りましょう。

深い衣装ケースより浅い衣装ケースが使いやすい

深い引き出しは一度にたくさん入りますが、下の服が見えにくく取り出しにくくなります。

毎日使う服を入れるなら、高さ20cm前後の浅い引き出しのほうが中を見渡せます。

セーターやダウンのようにかさばる服だけ、深いケースに分けて入れるのがおすすめです。

衣装ケースは引っ越しのとき中身ごと運べる?

衣装ケースは、引っ越し業者によっては中身を入れたまま運んでもらえます。

これはタンスにはあまりない衣装ケースのメリットで、服を段ボールに詰め替える手間がほとんどなくなります。

新居ではクローゼットに置くだけで、その日から服を出せます。

中身ごと運ぶ前に業者に確認する

中身を入れたまま運べるかどうかは、業者によって対応が違います。

衣装ケースはもともと運ぶためではなく、しまうために作られているので、割れても補償されないことがあります。

見積もりのときに「衣装ケースは中身を入れたままで大丈夫ですか」と聞いておきましょう。

中身ごと運ぶときの準備

  1. 中身を8割くらいに減らして、重くなりすぎないようにする
  2. 割れ物や貴重品は衣装ケースから出しておく
  3. 引き出しが飛び出さないよう、テープを十字に貼って止める
  4. 中身と新居で置く部屋をラベルに書いて貼る

布製のケースや、ひびが入った古いケースは中身ごと運べないことが多いです。

その場合は段ボールに詰め替えましょう。

衣装ケースのメリットを生かす服の入れ方

衣装ケースを使いやすく保つには、中身は8〜9割までにして、重い服は下の段、軽い服は上の段に入れるのがおすすめです。

詰め込みすぎると服にシワがつき、引き出しも開けにくくなります。

衣装ケースの段は使う回数で分ける

  • いちばん上の段には、季節外の服や、たまにしか着ない服
  • 真ん中の段には、その季節によく着る服
  • いちばん下の段には、毎日使う下着や部屋着、重いジーンズ

下の段に重い服を入れると、積んだケース全体が安定して倒れにくくなります。

衣替えのときは、上と真ん中のケースを入れ替えるだけで済みます。

服は立てて入れると衣装ケースの中が見渡せる

服をたたんで上に重ねると、下の服を取るたびに上の服がくずれます。

いつものたたみ方からもう1回折って、立てて並べると、引き出しを開けたときに全部の服が見えます。

積む高さは肩くらいまで、段数でいうと3〜4段までにしておくと、上の段も無理なく出し入れできます。

衣装ケースを長く使うなら、年に1回は全部の段を空にして、乾いた布で中を拭いておくとにおいやカビを防げます。
この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
X(旧Twitter)
タイトルとURLをコピーしました